ほしのゆめ

文字で騒ぐぶろぐ

『ふしぎなきのみ』

 

優しい声に、そっと画面に触れる指、薄めの化粧にときどきあう目線…

 

全てがあたたかくて魅力的だった。

突然どうしたと言われるかもしれないし、公開されてからしばらく経ったと言われたらそのことは認めるがそれは許してくれ。一回死んで生き返ってから書いているからちょっとタイムラグがあるんだ。しょうがない。正当化上等の心意気でいきます。

 

 

元となったのはフジテレビ系タイプライターズで紹介されていた、加藤さんが5歳の時に書いた絵本『きのみの本』というもの。実は昔に、私も固定観念を壊したくて絵本のようなものをかいたことがあるのですが、あれが本になるとは想像しただけで末恐ろしい。その時作った10作以上の絵本たちは今、黒歴史ボックスに眠っています。あれ引っ張り出せる加藤さんすげえな。いや、同じものかいてないけど。

1つの木には1つのきのみである必要はないよな、いろいろなきのみが実っていいよな、という幼き加藤さんの固定観念を壊した発想を本にしたこの1冊。当たり前のようにいろいろなもの(動物)が実り、桜が咲く。5歳の頃の加藤さんも流石に30年後この絵本にこんなにも大きなきのみが実るとは思っていなかっただろう。

 

 

そしてそれを読む加藤さんはとにかく美しい。画面の端から端まで美しい。途中から画面をタップする左手の中指と伏し目がちに読む姿と「ん?」の綺麗すぎる瞳ばっかり見てしまって話が入ってこなくなる。で、「ブヒブヒ!」で意識が返ってくる。みたいなことを繰り返しています。ぶたのおしりでしたか。精神年齢が小学生なもので何が出てくるか考えるだけでいくらでも遊べます。家で1人で「これはかぼちゃ!」みたいなことをしてました。ちょっとヤバいやつですね。

 

 

 

というわけでこの絵本にハマり日々繰り返して見ています。届けてくれるコンテンツが最強すぎるんだよな。もし私にもっとちゃんとした語彙力と文章力を書く体力があったなら、小山さんのも増田さんのも書きたい。書きたいけど書けないのはしんどいな。話脱線するけど、Travis Japanの如恵留くんってなんであんなに文章書けるの?やばすぎん?毎月のジャニーズWEBのブログを見るたびに、卒論を読んでる気分になる。あの体力分けてくれ。私にはあとがきのおまけに書く内容などないよう(盛大に滑るベタなダジャレ)。

 

はい、線路戻します。ともかく『ふしぎなきのみ』最強!言いたかったことは正直これだけ!これさえ書ければ満足なのだ!できることなら絵本として出版してほしいくらい好き。作家兼アイドルってやつはこんなにも最強なのか。可能性が広がっていくのを間近で見ていることを幸せに思います。ライブが最初から最後まで中止になってしまったりだとか、加藤さんの作った舞台の脚本が見られる場所を失ってしまったりとどうしようもなく辛くて悲しくて苦しい日常にふっと置いてくれたこの絵本を大切に抱えていたいと思います。

 

今日はいつもより短いけど言いたいこと語り散らかしたから終了!散文読んでくれてありがとう!!

またね!