ほしのゆめ

文字で騒ぐぶろぐ

あえて避けてきた話をします

 

泣いた。ボロボロ泣いた。拍子抜けな出来事ではなかったけれど、衝撃で心の何かが音を立てて崩れていく気がした。悲しかった、辛かった、寂しかった。でもその前にあまりにも無力だった。

さっきから書いて消してを繰り返してこの文章を書いているけれど、穴の開いた心に言葉がこぼれてしまってうまく表現できない。この後の文章も支離滅裂かもしれない。あれからずっとただただ泣くことしかできなくて、わんわん泣いた。隣の人に心配されるかもしれない。

 

 

あの時課題をやって、スマホを開いたら3人からのメッセージが来ていた。開くのも勇気がいるが、悪意のある媒体から知るのは嫌ですぐに開いた。動画が始まって1秒で彼らの顔から結論は分かってしまった。私だってファンになって4年と5ヶ月しか経ってないとはいえ適当には彼らのことを見ていない。気づきたくないことだって気づいてしまうんだなって思いつつ出来るだけ何もなかったかのように見ようとした。小山さんが話し始めた時、やっぱり無理だった。あの時発症しためまいはまだ治りそうにない。

昨日のこともあったからもうクローバーは完成しないかなと気づいた時、なんとも言えない無力感と絶望感があった。空いた歌割にぴったりはまる歌声はもうかえってこなかった。歌声を聴くとSTORYのことをまた思い出して悲しくなったりもする。プロポーズだけしていなくなるなんてずるいよ。みんな未亡人になっちゃうよ。迫り上がるためのステージもMC中のメンバーを写すモニターも衣装も4つあったんでしょ。なんでなんだろう。新型コロナウイルスのせいなのかな。あれがなければずっといてくれたのかな。そうじゃなくてもいつかはこうなってしまう運命だったのかな。そんなもう落ちてしまった砂時計を眺めるような作業を続けている。意味なんてないって言われても止められる訳がない。めまいがしても吐き気が止まらなくても。もう書き始めてから1時間以上が経っていたみたい。6時ごろにご飯食べようと思っていたのに気づけばもう8時になってしまった。

今月完成すると思っていた4年もかけた最強の4部作も、サッカーの応援歌が今年もあるといいなと思っていたものも、彼が世界の果てまで行ってくれたことによって今まで知らなかった国を知ることができるチャンスも、いつか気が向いたら出して欲しいと思っていたテゴマスの新曲も、全部可能性すらなくなった衝撃に殴られて立ち上がれない。神隠しのように一瞬だった。いくら可愛い子だからってどっかにやらないでよ、神様。

 

 

 

 

ひとつだけ彼に言うことがあるのならば、離れるなら幸せになってくれ ということだ。この悲しさを犠牲にしてでも得られる大切な幸せがあるのならば。どうか悪意のある人に振り回されないでほしい。私は彼のことが大好きで大切だから優しい人の周りで幸せいっぱいに生きて欲しい。それがNEWSのメンバーといることじゃなかったというショックはもちろんあるけれど、彼のことなんて私はちっぽけも知らないからしょうがない。芸能界でもそうでなくても幸せなら構わない。素敵な人生を歩んでほしいです。無力な我々には祈ることが精いっぱいできることだ。

そして私は、もう彼とは距離を置かないといけないのかもしれない。そう感じている。私がいつもと違って、彼と呼び続けているのもそんな理由がある。三人称で遠くに置いておかないと、彼のことを全て把握しているような錯覚すら起きそうな気がしている。彼の選択は彼だけのものなのだ。誰も干渉できない。

 

追記 1つだけNEWSに言うことがあるならば。謝らないでほしい。悔しいという気持ちはあるかもしれないけど誰も悪くない。これから、絶対に全員幸せになるんだから大丈夫。悲しい顔しないでほしい。荒野を歩こうとしなくていいし、全部背負わなくたっていい。あなたたちが重たいファンたくさん育てたんだから背負う人なんてたくさんいるに決まってるでしょ。だからNEWSとして突っ走ってください。私は沿道で応援して道を作ります。

 

 

 

 

 

最後に、私はもう戻らない4人のNEWSが本当に大好きだった。その上で3人になったNEWSを応援しようと思う。悲しい時だって食べなきゃ生きていけないし、応援できない。彼が生きるなら私も生きる。さあ予定より2時間ズレてしまったが晩御飯を食べよう。